今季の“初栄冠”を本拠地で決める。24日札幌ドームのオリックス戦に先発濃厚な日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)は、現時点で3・4月度の月間MVP(投手部門)の最右翼にいる。前回登板の18日に続く1週間2勝で、チーム8年ぶりの勲章を手に入れる。
ここまで5試合4勝で防御率は0点台。楽天岩隈が当面のライバルだが、10日の直接対決を制し、24日に好投すれば自身2度目の月間MVPは確実。「シーズンの最後にチームが1位ならいい」とフォア・ザ・チームを貫くが、日本ハムの投手では、00年4月金村以来、年度初めの月間最優秀選手となる。
開幕からダッシュする主戦を、厚沢投手コーチは「去年と違い若い投手へのコメントが違うし、手本にならなければという意識が強い」と分析。「彼のルーティンが崩れたときにモチベーションの波が心配だが、技術的には負ける要素はない」と太鼓判を押した。
ここ2戦は95、103球と省エネ投球が続くが、同コーチは「五輪は当然遊び球はないだろうし、そういうことを考えながら投げているのでは」と指摘。活躍が期待される“仮想北京”も進む。金メダルを狙う五輪をはじめ、各種タイトルを視野に入れるダルビッシュが、まずは月間MVPの春一番になる。【村上秀明】




