左手の骨折、手術から別メニューで調整している日本ハム中田翔内野手(19)が7日、ティー打撃を再開した。バットを握ったのは、骨折判明前の7月13日以来。トレーナー陣の見込みでは、抜糸から2週間後の13日から打撃練習再開の方針だったが、予定より早い回復。9月上旬と予定していた実戦復帰も、早ければ月内になりそうだ。
中田が首脳陣に直訴してのティー打撃。力を抑えながらも、30球をネットに向かって打ち込んだ。「(患部の)状態がいいので、ちょっと打ってみようかなと思って。あれくらいなら大丈夫です」。13日の予定だった打撃練習再開を自ら前倒し。晴れ晴れとした表情が、順調に回復していることの証明だった。
見守った水上2軍監督の表情も緩んだ。「軽いティー(打撃)だけだったけど感じがいい。痛みがなければ、どんどんやらせていきたい」と、強めのティー打撃からトス打撃、そしてフリー打撃へとステップアップさせていく。「(バッティングを)やりたくてもできないというストレスを、これで発散できればいいね」と精神的な効果にも期待した。
9月上旬と予定していた実戦復帰も早まる可能性が出てきた。すでに守備、走塁練習は通常メニューをこなしており、指揮官いわく「守備で飛び込むときでも、(患部を)気にしている様子は全然ない」。バットが違和感なく振れるようになれば、26日からのイースタン・リーグ西武戦(西武第2)での復帰も見えてくる。【本間翼】




