左足首痛で6日に登録抹消された西武G・G・佐藤外野手(30)が、今季リーグ戦の復帰が難しい状況であることが8日、分かった。9日に精密検査を受けた結果によって、今後の方向性が決まるが、現在も足を引きずって歩く状態。首脳陣はクライマックスシリーズ(CS)出場に向けて無理をさせない方針で、実戦復帰まで3週間はかかると見込んでいる。治療と調整に専念し、CS前の復帰を目指す。
G・G・佐藤の症状は、決して軽くなかった。北京五輪から国内復帰した8月末の試合中に左足首を故障。今月5日オリックス戦の打席中に状態を悪化させ、6日に登録を抹消されていた。この日、西武第2球場の練習に姿を現し「最初は歩けなかったからね。その時よりは良くなっているよ」と表情は明るかった。だが、まだ少し足を引きずりながら歩く姿は痛々しかった。
復帰については、9日にMRI検査を行い、その結果を受けて、首脳陣と判断する形になる。担当する米田リハビリ・トレーナーは「明日の検査の結果にもよりますが、見た感じでは、復帰まで最低でも3週間はかかるのではないかと思います」と話した。現在は電気治療やマッサージで回復に努めている段階。本格的な練習には、まだ時間がかかりそうな状況だ。
渡辺監督は「クライマックスシリーズ(CS)までに、しっかりと治してもらえれば」と話している。優勝マジックは14。4年ぶりのリーグ制覇は確実な状況だけに、残り20試合で、故障者を無理使いする必要もない。10月のCS復帰に向け、焦らずにじっくりと調整させる方針だ。
今季の成績は打率3割2厘、21本塁打、62打点。前半戦はチーム首位独走の原動力となり、初代表となる北京五輪にも出場。厳しい戦いを経験し、心身ともに疲労がたまっていた時に、故障に見舞われた。終盤戦の大事な時期の離脱に「まずはケガを治すことです」とG・G・佐藤。ベストの状態で復帰するため、治療と疲労回復に専念する。【柴田猛夫】



