ソフトバンク多村仁外野手(31)が、究極のパワーアップトレーニングに着手した。現在は都内のトレーニングジムで自主トレを行っているが、その筋力トレメニューを作成したのは、ボディービルの全米大会で日本人初のヘビー級チャンピオンに輝いた、山本義徳氏(39)だった。「今は山本さんにメニューをつくってもらって筋トレをしてます。1月からはナショナルズの友岡さんにメニューを組んでもらってやる」。

 多村の今オフのテーマはパワーアップ。すでに10月から肉体改造計画に取り組んでおり、まずはボディビルの本格的なメニューで基礎となる筋肉を増量。1月からは米大リーグ、ナショナルズの友岡コンディショニング担当から仕入れた、本場仕込みの練習メニューで野球の動きを鍛えるプランだ。今季は右足骨折で39試合出場、3本塁打の成績に終わった。復活への準備は着々と進んでいる。