<オープン戦:横浜0-2日本ハム>◇21日◇横浜

 開幕カードのローテーションが決まった。日本ハムのブライアン・スウィーニー投手(34)が、横浜とのオープン戦で7回3安打無失点と好投した。首脳陣はダルビッシュ、藤井とともに4月3日からの楽天との開幕3連戦(札幌ドーム)に先発させる方針を固めた。

 ベンチのうれしい誤算が、快投の証しだった。スウィーニーが三塁を踏ませない好投で、7回をわずか83球で片付けた。「前回の登板よりもよくなっていると思います。今日の感じを(シーズンに)持っていけたらいい」。直球とチェンジアップの緩急を使った投球がはまった。2度許した先頭打者の出塁は、どちらも次の打者を併殺打。「走者がいるときは、常に内野ゴロで打ち取るように心がけています」。開幕が目前に迫った中で、会心のピッチングを披露した。

 文句のつけようのない出来に、ベンチでは苦笑いが広がっていた。シーズンへ向けて球数を投げさせることがテーマだっただけに、梨田監督は「ホントはもっと球数を放ってほしかった」。吉井投手コーチも「去年なら、7回だと100球はいっていたのに…」。中継ぎ投手の登板予定も決まっていたために降板せざるを得なかったが、調整プランが狂うほどの抜群の内容に悪い気はしなかった。

 開幕投手が濃厚なダルビッシュ、20日のヤクルト戦で好投した藤井とともに、アクシデントがなければ楽天との開幕カードに登板する方針。「今日やったこと以上のことをやろうとしてもうまくいかない。続けていきたい。僕だけじゃなく、チーム全体が開幕モードになっている」。来日3年目を迎える助っ人右腕の闘志には、すでに火がついていた。【本間翼】

 [2009年3月22日14時16分

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