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阪神が韓国の大砲李机浩を獲得調査

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 阪神がWBC韓国代表・李机浩(イ・ボムホ)内野手(27=ハンファ)の獲得調査を進めていることが19日、分かった。韓国球界屈指の強打者で、真弓阪神の課題である打力アップに貢献できる存在だ。今季FA権を取得し、その動向に注目している。またリストアップしていた金泰均(キム・テギュン)内野手(26=ハンファ)の獲得は見送る方向となった。

 阪神がV奪還に向け、着々と補強戦略を進めている。各ポジションで戦力の整備が必要な状況。課題のひとつである長打力アップの「使者」として、李机浩の調査に力を入れていることが明らかになった。韓国を代表する強打者で、06年、09年のWBCに2度出場。特に今年は決勝戦で9回裏にダルビッシュから同点タイムリーを放ったのが記憶に新しい。主軸で打棒を発揮し、チームの準優勝に貢献。自身も三塁手で大会ベストナインを獲得した。

 李机浩は一、三塁の守備が可能。阪神は新井と来季残留方針のブラゼルが不動で、ポジションは空いていない。ただB砲は故障が多く、1年間フルに働ける保障はない。李はFA権を取得したが、今季の推定年俸が日本円で3000万円を切るほど。日本での相場は7000万円前後とみられ、実績を考慮すれば、格安の条件と言える。本人も日本球界入りを熱望しているという情報もあり、FA宣言する可能性は高い。

 この日、球団事務所で取材に応じた沼沢球団本部長は「日本でハングリーに稼いでやろうというところ」と新外国人に求める要素を挙げた。国際試合で結果を残した精神力は十分にクリアしている。

 阪神はここ数年、アジア戦略の一環として、韓国とのパイプ作りに励んできた。今年はその収穫期と位置づけている。テレビの放映権など営業面でも魅力は十分にある。当初は同じハンファの主砲・金泰均にも強い関心を示してきたが、韓国内に引き留める動きが激しくなってきた。また守備力が低いこともあり、阪神は獲得を見送る方向だ。

 勝負の年となる2年目の真弓阪神は、今オフに積極的な補強に乗り出すことを明言している。真弓監督は前夜にテレビ出演し、「特に今の阪神には、外野手で打てる助っ人が必要」と希望を明かした。内野手の李机浩以外にも、米国や中南米の強打者のリストアップ作業を進めている段階。貪欲(どんよく)な補強で、チーム再建に突き進んでいく姿勢だ。

 [2009年10月20日10時51分 紙面から]


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