ソフトバンクの投手陣に「スピード仕上げ指令」が出された。高山郁夫投手コーチ(47)は19日、来春のキャンプで第1クールから若手の投手をフリー打撃に登板させる計画を明かした。今季より2週間早い3月20日に開幕する来季に備え「第1クールから打撃投手をしてもらう」と明言。キャンプ初日を“戦闘態勢”で迎えられるように、ハイペース調整を厳命した。
高山コーチ
練習試合やオープン戦の数を考えると、ポジションをつかんでない人はそこ(第1クール)からアピールするしかない。実績のある人は3月20日に合わせてくれればいい。
今季は第2クールからフリー打撃登板を始めていたが、来年は2月下旬から練習試合が組まれ、待ったなしの調整が求められる。先発枠では杉内、和田、ホールトン、大隣の4人が実績上位。残る2枠をめぐって、大場、岩崎、巽らの若手に加え、藤岡や高橋秀ら中継ぎ出身組、斉藤や新垣といったリハビリ組、さらにはジャマーノも含めた壮絶なバトルが予想される。
高山コーチは「実績のある人はオープン戦で3試合ぐらい投げさせたい。そうなると若手が投げられるところは限られてくる」と説明。まずはオープン戦の登板枠をかけて、第1クールからサバイバルが始まる。
方針はすでに、秋季キャンプ中の個別面談で投手陣に伝えられている。「1月のうちに1つ(1クール分)早くやる感じ」。正月気分に浸り、のんびりしているヒマなどない。目指すは7年ぶりのV奪回。新助っ人が加入した野手陣に加え、投手陣も競争激化でチームの底上げをはかる。
[2009年11月20日11時16分
紙面から]ソーシャルブックマーク




