テレビ朝日の第44回ビッグスポーツ賞表彰式が15日、都内で行われ、西武ドラフト1位ルーキー菊池雄星投手(18)が「スーパー・ベースボール熱闘甲子園賞」を受賞した。男子ゴルフで史上最年少賞金王に輝き「テレビ朝日スポーツ放送大賞」を受賞した石川遼(18=パナソニック)とは感激の初対面。対談やプレゼント交換も行い、交流を深めた。野球のワールド・ベースボール・クラシックを制した日本代表からは巨人原辰徳監督(51)が出席するなど、09年スポーツ界の顔が一堂に会した。

 胸の高鳴りを抑えきれない。新人合同自主トレを終え、ビッグスポーツ賞の表彰式会場に向かった菊池は、まるで“恋人”に会うような気分だった。スタイリッシュなスーツで決めたゴルフ界のスーパースターは、会場でひときわ輝いていた。いよいよ初対面。両手を広げる歓迎のポーズを受けると、緊張でほおを赤らめながら、ガッチリと握手を交わした。

 「会う前と変わらない印象でした。とてもしっかりしていて、本当に同級生なのかと思いました」。これまでの言動から同じ18歳でもあこがれの念を抱いていたが、実際に会って感激もひとしお。テレビ収録で対談も実現した。世界レベルで活躍する相手に「少しでも追いつきたい」と熱心に話しを聞き、一流の考え方や心構えを吸収した。

 昨年、最速155キロで甲子園をわかせた活躍が評価され「スーパーベースボール・熱闘甲子園賞」を受賞した。ステージでは「今年は1軍で1勝でもできるように頑張りたい」とあいさつ。贈呈されたトロフィーは「チームメートみんなでとった賞なので花巻東で飾ってもらいたい」と高校に送ることを決めた。

 会場では巨人原監督に激励をこめて背中をたたかれ「イメージ通り、すごくかっこよかったです。オーラがありました」と目を輝かせた。女子レスリング吉田沙保里とは記念撮影。遼クンだけでなく、各界から集まったトップアスリートと交流を図った。岩手から出てきたばかりの菊池にとって、刺激的すぎる1日となった。【柴田猛夫】

 [2010年1月16日9時22分

 紙面から]ソーシャルブックマーク