<中日6-1阪神>◇4日◇ナゴヤドーム

 左ふくらはぎ痛で戦列を離れていた中日荒木雅博内野手(32)が4日、今季初めて1軍登録され、7回に代打で途中出場。8回からはコンバート先である遊撃のポジションにつき、昨年と守備位置を入れ替えた二塁井端とのコンビが開幕9試合目で実現した。

 「急に『いくぞ』って言われたのがよかった。緊張して、いい感じで入れたと思う。ファンの声援は本当にありがたかった。また頑張っていこうという気持ちになりました」

 7回2死一、二塁の打席では、昨年10打数7安打と得意にしていた下柳に左飛に打ち取られてたが、8回裏の打席では遊ゴロで一塁にダッシュも見せ、回復ぶりを見せつけた。9回の守りでは2死から城島の遊飛をキャッチし、伊藤にウイニングボールをプレゼント。「これで僕もやっと開幕しましたね」と話した。

 3月18日の巨人戦(静岡)で試合中に足を痛め、開幕1軍メンバーから外れた。そのまま1軍に帯同して患部を治す選択肢もあったが、1日も早い復帰を目指し「(ファームの)ナゴヤ球場のほうがいろんなことができるから」と2軍での調整を選択。ナゴヤ球場で1人、復帰へのメニューをこなした。そんな姿勢が開幕3カード目での復帰につながった。

 6日からの横浜戦(横浜)ではスタメン出場の可能性も出てきた。「走る方も痛みはないし、大丈夫。バッティングも久しぶりの割にはよかったし、当然そのつもりでいきます」。落合監督、そしてファンが待ち望んでいたワンピースがようやくチームに加わった。【福岡吉央】

 [2010年4月5日11時12分

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