<西武3-11楽天>◇27日◇西武ドーム
西武は最下位楽天に大敗し、2年ぶりの7連敗。渡辺久信監督(45)は「プレッシャーもあると思うけど気持ちを切り替えて、楽しい野球を楽しくやろうという形で頑張りたい」と開き直ったように言ったが、目は真っ赤。悪い流れを変えようと、試合後に大量入れ替えを断行した。工藤、ブラウン、野上を降格し、藤田、グラマン、坂田の昇格を決めた。
我慢して起用してきた2人に、再調整を命じた。16年ぶりに古巣復帰した工藤は10試合に登板して0勝2敗、防御率10・50。実績と経験から主に勝ち試合のセットアッパー役を任せたが、結果が伴わないことが多かった。
渡辺監督から「プレーオフには絶対残るので」と伝えられたという工藤は「(2軍の)試合で投げていく」と再昇格へ気持ちを切り替えた。チーム2冠のブラウンは勝負強さを買われていたが、最近は内容の悪さが目立っていた。
この日は先発平野が早々と崩れ、中盤まで9点差をつけられては手の打ちようがなかった。6連敗した26日ロッテ戦後、渡辺監督は選手を集め「このままだと去年(4位)と何も変わらない。プレーオフに出られなかった悔しさを忘れたのか。そういうのが伝わってこない」と奮起を促したが、気持ちが空回り。焦りがミスを呼び、見せ場もなかった。6日から8連勝して優勝マジック点灯も射程圏にとらえながら、●○○と続いた後に7連敗と失速した。
渡辺監督は「調子のいい投手を順に使っていく」と昇格させるグラマンと藤田には守護神シコースキーにつなぐ役割を期待する。1ゲーム差の3位、残り24試合。これ以上、引き離されるわけにはいかない。【亀山泰宏】
[2010年8月28日11時56分
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