巨人川口和久投手総合コーチ(51)が3月31日「統一球」を有効活用する攻めの投球で、先発陣の投球回数増加指令を出した。「統一球になったことで、ボールが飛ばないわけですからね。投手は勇気を持って、攻めていこうと。そうすれば球数を減らすことができる」と説明。1発長打の可能性が高くなる内角、高めも攻め込むことで、投球数を減少。1イニングでも多く託すことが可能になる。
春季キャンプ中から徹底していたプランだった。投手コーチ指示の下、ブルペンでは、高低の投げわけを積極的に練習。ブルペン捕手が少し腰を上げた状態で、ボールを投げ込んだ。東野が「高めが使えれば、投球の幅も広がる」と話すように、投手陣の共通課題として、取り組んできた。3月29日の広島との練習試合でも広瀬、トレーシー、栗原ら主軸に実践。無安打に封じ込め、成果を示した。
打球が飛ばないことを利用し、思考を転換させる。川口投手総合コーチは「先発陣はプラス1イニングを投げてもらいたい。15~20球プラスと考えればしんどいけど、このボールは飛ばないんだから、3~5球の間で勝負すると考えればね。2、3球でアウトにすれば、イニングも増えてくるでしょう」。昨季40発を超えたラミレスでさえも「本塁打を打つことは簡単じゃないよ」と分析するボール。大胆&省エネ投球が、先発陣のテーマになる。【久保賢吾】




