投げるのだ~れだ?

 巨人が今日19日から始まる阪神3連戦(甲子園)で、先発投手のパターンを複数用意し、奇襲も辞さない覚悟で臨む。広島で2連敗したチームは18日、大阪へ移動。先発投手陣と主力以外の野手が甲子園で練習。2軍で再調整となったセス・グライシンガー投手(35)に代わって、この日からカルロス・トーレス投手(28)が合流。起用法は明言されていないが、伝統の一戦でキーマンとして浮上した。

 誰だ、誰だ、誰だ~♪

 巨人の“先発ローテーションクイズ”が、伝統の一戦を前に始まった。今日19日から始まる阪神3連戦で、連敗ストップへ秘密兵器がやって来た。新外国人トーレスだ。1戦目の先発は開幕投手を務め、中6日の東野が濃厚。しかしトーレスが合流してきたことで、2、3戦目の先発が不透明になってきた。

 (1)東野-内海-沢村

 12日の開幕戦から東野、内海で連勝。15日の広島戦では沢村が、勝敗はつかなかったが、6回2/3を2失点と好投。3人の状態を考えれば、順番に変更はない。

 (2)東野-トーレス-沢村

 相性を考慮した上でのものだ。内海は阪神とは6日の練習試合で4回5失点、3月13日は5回7失点と相性が悪い。今季イースタン・リーグ4試合で3勝0敗、防御率0・82と抜群の安定感を誇るトーレスを2戦目に抜てきする可能性が浮上してくる。

 (3)東野-内海-トーレス

 当初は21日に登板が予想されたルーキーに、中5日での負担を考慮し回避させる可能性もある。その場合、次回登板が中10日以上空いてしまうリスクもあるが、東野、内海、トーレスの調子の良さを考えれば、可能性も否定できない。

 この日、練習を視察した原監督は「好きに想像してください」と明言は避けた。川口投手総合コーチも、トーレスは先発要員かと問われると、戒厳令を敷かれたかのように口にチャックをするしぐさで無言を貫いた。2連敗で迎える伝統の阪神戦。早くもかく乱作戦に乗り出した。【斎藤庸裕】

 ◆カルロス・トーレス

 1982年10月22日生まれ。米国カリフォルニア州出身。サンノゼ州立大-カンザス州立大を経て、04年ドラフト15巡目でホワイトソックス入団。09年にメジャー昇格し、通算13試合1勝3敗、防御率6・86。マイナーでは09、10年に3Aの球宴に出場。188センチ、82キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸4000万円。