<巨人3-5中日>◇1日◇東京ドーム

 中日は、8年目堂上剛裕外野手(26)が土壇場で試合をひっくり返した。1点ビハインドの9回。2死満塁で代打に送られ、巨人久保のチェンジアップをはじいて右中間を破った。走者一掃。試合後は満足そうに振り返った。

 「速い球も変化球もいいのでそれを頭に入れていた。吉見さんのためにも絶対に(走者を)かえしたかった。いつも抑えてもらっているんで。2軍では高めのボールを打つことを意識して練習してきた」。

 一時は2軍落ちも味わったが6月24日に再昇格を果たした。昇格してから初となるヒットは、6月9日日本ハム戦以来となる安打だった。

 「自分は与えられたところで頑張るだけです。これに満足することなくこれからも頑張っていきたい」。

 今季これで代打では20打数6安打、打率3割と結果を残している。勝負強さを発揮し続ければ、今季初となる弟直倫との兄弟スタメンの期待も膨らむ。ただ本人は無心で与えられた仕事に励むつもりだ。