<巨人2-1中日>◇2日◇東京ドーム
中日チェン・ウェイン投手(25)が、宿敵巨人に無念の完投負けだ。1-1の8回、長野に特大の8号決勝ソロを被弾。8回を5安打2失点と好投したが、今季6敗目を喫した。これで、6月1日ソフトバンク戦から自己ワーストとなる5連敗。その間の援護はわずか2点しかない。左のエース格が、長いトンネルの中でもがいている。
中日チェンが今季2度目となる完投負けを喫した。ストレート中心の強気の投球で巨人打線に立ち向かったが、8回5安打2失点で6敗目。これで6月1日ソフトバンク戦から自身初となる5連敗だ。悔しさを押し殺し、冷静な語り口で言葉を並べた。
「決して甘いコースというわけではなかった。高さも意識していたし、詰まらせようと思って投げた。(今日は)1球でやられてしまった」。
悔やんだのは8回、3番長野に勝ち越しソロを許した場面。2死走者なしから2球目の直球を軽々と左翼スタンド上段まで運ばれた。自信を持って投げた1球。思わず、マウンド上でしゃがみ込んだ。
不運な巡り合わせが続いている。この日の1点を含めてここ5試合で援護点はわずか2点しかない。そのうち2試合は5回までゼロを並べるなど、投球内容は勝ち星がついていてもおかしくないものだ。それでも、言い訳することはなかった。
「とりあえず自分がやることをしっかりやるだけ。早く打ってくれという気持ちはない」。
落合監督はチェンを完投させたことについて「何回でもいかせるよ。あそこで代えて何か残るか?」と話した。腕を振り続ければ必ずトンネルは抜ける。そう信じてマウンドに立つしかない。【桝井聡】



