阪神3年目の藤原正典投手(24)が今月中に同い年の一般女性(24)と結婚することが14日、分かった。立命大時代に知り合い、約2年間の交際を実らせた。お相手は女優香椎由宇似のスレンダー&知的美女でバリバリのキャリアウーマン。新妻に負けじと、早期の1軍再昇格&フル回転へ、今まで以上に闘志を燃やしている。

 藤原が強力バッテリー結成を決めた。今月、会社員の一般女性(24)と結婚する。お相手は161センチで女優香椎由宇に似た知的美人。オフに挙式する予定だ。

 10年3月、立命大の卒業式。学内のカフェで「あの人」を発見し、友人に紹介してもらった。のちの愛妻も立命大に在学。米国留学の関係で1学年下になるが、同い年の女性だった。

 藤原

 4年間よく見かけて、きれいな人だなぁと思っていた。でも接点がなくて。卒業式の時、これを逃したらもうチャンスはないな、と思ったんです。

 09年秋には阪神からドラフト2位指名を受けていたが、相手はその事実をまったく知らず。「見ず知らずの男」という立場から持ち前の明るいトークで押しまくり、数カ月後になんとか交際OKにこぎつけた。

 藤原

 最初からこの人と結婚したいと思った。しっかりしていて、彼女が頑張っているから自分も頑張ろうと思える、初めての人だったので。よく笑ってくれて、オフの日はいい意味でリラックスできるんです。

 彼女は大手企業に就職。いつも一生懸命で、忙しい中でも常に自分の体を一番に考えてくれる。そんな人柄に引かれるのは当然だ。昨年末、海外旅行の先で迎えた彼女の誕生日。藤原はつたない英語を必死で駆使した。レストランの従業員に演出を協力してもらい、婚約指輪をプレゼント。「2人で頑張りたい」。直球勝負でハートを射止めた。

 藤原

 一番身近なところにライバルがいると思って、さらに頑張ります。

 1年目から中継ぎとして頭角を現し、3年目の今季は開幕を1軍で迎えた。だが2試合で防御率6・75と結果を残せず、現在は2軍調整中だ。愛する“ライバル”から力をもらい、まずは1軍再昇格に目をギラつかせる。

 ◆藤原正典(ふじはら・まさのり)1988年(平元)1月14日、岐阜県生まれ。県岐阜商、立命大を経て09年ドラフト2位で阪神入団。1年目から中継ぎで台頭し、10年は1軍24試合で1勝0敗、防御率3・60。昨季は1軍19試合で勝ち負けなし、防御率3・09。今季は1軍2試合で防御率6・75。ウエスタン6試合で防御率2・25。182センチ、82キロ。左投げ左打ち。