阪神はマット・マートン外野手(30)、ランディ・メッセンジャー投手(31)、ジェイソン・スタンリッジ投手(33)の外国人3選手と来季契約を更新する意向があることが14日、分かった。先発右腕の2人は1年間、先発ローテーションの軸として活躍。来季の戦力として計算している。マートンは暴言事件やコーチと衝突するなどトラブル続きで打撃も精彩を欠いていた。しかし2年連続最多安打の実績があり、再生は可能と判断。今季限りで現役を引退する金本に代わる左翼のポジションを任せることになる。

 2年契約の2年目は球団側に選択権があるが、契約更新の方向になる。クレイグ・ブラゼル内野手(32)の来季契約については、現時点では未定。残留か戦力外か慎重に議論していく構えだ。