<中日4-3巨人>◇6日◇ナゴヤドーム

 「アーリーワーク」とは無縁だぜ。中日ダニエル・カブレラ投手(32)が7回2失点で巨人を封じ、今季2勝目だ。角度のある直球とキレのある変化球で爆発力のある相手打線を料理した。

 1年目の昨季から登板日は独自調整を貫く。この日も父サントスさん(53)とともに笑顔で球場に到着したのはなんと午後4時過ぎ。プレーボールのちょうど1時間前、午後5時にグラウンドに登場し、独自のウオーミングアップなど30分間で登板準備を整えた。

 前日5日の試合前。巨人が三塁側ベンチ前で行っていた「アーリーワーク」に達川コーチが「ワシらもノックしないといけないやろ」と中止を要請、巨人ナインはブルペンに移動した。そんな場外のギスギス感もどこ吹く風。遅出練習で“定刻通り”勝ちを手にした。

 「今日はコントロールはよくなかったけれど、ピンチになっても少ない失点で乗り越えられたのでよかった」。チームの連敗も4で止めた助っ人に谷繁兼任監督も「前回もいい投球をしているし続けてほしい」と目を細めた。【桝井聡】