阪神鶴岡一成捕手(37)が25日、契約更改に臨み、200万円減の年俸3800万円でサインした。今季、DeNAへFA移籍した久保康友投手(34)の人的補償として加入。虎1年目を「1年間戦って開幕は(1軍に)いれずケガもして思い通りはいかなかったんですけど、いい緊張感の中できた」と振り返った。

 77試合に出場。5月のシーズン序盤や9月を中心に、47試合でスタメンマスクをかぶった。「他のキャッチャー陣も目の色を変えてくると思う。僕も負けないように頑張りたい。(今季は)途中でバテた。おっさんは走り込みをしないといけないかな」と、気を引き締めた。梅野や藤井も契約更改の場で、来季の正捕手の座に座ることを高らかに宣言。ヒートアップするレギュラー争いも鶴岡は勝ち残る決意だ。