ついに来た。古巣広島に8年ぶりに復帰した黒田博樹投手(40=ヤンキース)が15日、さっそくマツダスタジアムで始動した。前日14日に成田空港に帰国。この日、広島入りした際の空港では約100人のファンに拍手で出迎えられ「お帰りなさい!」と声をかけられると、自然と笑みがこぼれた。黒田はそのまま球場へ向かうと、赤いパーカ姿で本拠地に登場した。芝生養生のためグラウンドがカバーで覆われていたが、一塁側のファウルゾーンを使ってチームスタッフを相手に約120球、変化球も交えてキャッチボールで汗を流した。
これには球場見学に訪れていた観衆もびっくり。突然現れた“メジャー右腕”の練習に目を丸くした。米国で自主トレを積んできた黒田は、約60メートルの遠投も行い、約2時間の滞在で本拠を独り占めにした。球場内のグッズショップでは黒田のユニホームがすでに売り切れ。入荷も未定で、ファンの胸は高まっている。
この日は取材対応なく、今日16日に復帰会見を行う。17日に沖縄入りし、18日から始まる2次キャンプに合流する予定。緒方監督は「来たばかりなので、体調面に配慮しないといけない。時差ぼけもある。こっちに合流してから本人と相談して、彼の意見を優先したい」と対面を心待ちにした。ファンも、ライバル球団も注目する背番号15が、いよいよ帰ってくる。



