<東都大学野球:中大4-0国士舘大>◇第4週3日日◇27日◇神宮

 最速157キロのドラフト1位候補、中大・沢村拓一投手(4年=佐野日大)がドラフト会議を翌日に控え、4安打完封、12三振を奪う好投。試合後にテレビカメラ4台、約50人の報道陣を前に会見した。

 -今日のピッチングについて

 沢村

 負ければ終わりという中で勝てたことがすごくうれしいです。先制点だけは与えないようにと思って投げました。調子は良いとは言えませんでしたが、100回投げて2回ぐらいしか絶好調なんてない。あとの98回をどうするかなんで。

 -いよいよ明日はドラフト会議

 沢村

 信じて待つしかない。運命は決まっているんで、その運命がどうなるか楽しみにしています。いいドラフトになればいいと思います。

 -今夜はどう過ごすのか

 沢村

 たぶん寝ると思います。しっかり食事を取って、睡眠を取りたいと思います。

 -4年間を振り返って

 沢村

 まだまだだと思っています。大学基準じゃなくてプロで即戦力でやっていけるかですから。その意味ではプロ出身の高橋監督にいろんなことを教えてもらい、吸収できた。ほかにできない経験でした。

 -高橋監督とは

 沢村

 言葉じゃない。存在ですね。監督さんに出会えなかったらここまで来られなかった。

 -同世代の選手について

 沢村

 同世代の中では負けたくありません。負けてないし、負ける気もありません。試合の時は自分が一番、練習の時は一番下だと思ってやっています。

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