ヤクルトは17日、都内の事務所でスカウト会議を行い、24日のドラフト会議の指名候補を28人に絞った。1位指名候補については、九州共立大・大瀬良大地投手(4年)と桐光学園・松井裕樹投手(3年)の2人と、あらためて確認した。会議に出席した小川淳司監督(56)は映像を見ながら選手をチェック。「今年の小川ではないが、勝てる投手、即戦力の投手という希望を持っています。ナンバーワンは大瀬良と聞いた」と語った。

 1位指名選手の最終決定は24日の当日まで持ち越されることになり、鳥原チーフスカウトは「1位は大瀬良と松井の2人。競合は覚悟しています。24日に決めます」と話した。