プロボクシングのWBC世界ミドル級5位村田諒太(30=帝拳)が29日、今日30日のプロ第9戦の計量が市内のホテルで行われ、リミットを900グラム下回る72・5キロでパスした。対戦相手のWBCスペイン語圏同級王者ベガとも初対面し「非常に調子は良い。結果としてKOできれば」と完勝を誓った。

 試合が行われる上海オリエンタルスポーツセンターは、フィギュアスケートの羽生が14年の大会でライバル選手と激突して流血した会場だ。興行のメーンは、五輪2大会連続金メダリストで中国の国民的英雄・鄒市明が務めるとあり、報道陣も過熱気味。セミの村田戦との2試合が地上波で放送されることも決定した。