プロボクシングの辰吉寿以輝(19=大阪帝拳)が、手取り3万5000円を卒業する。

 デビューから3連勝(2KO)の辰吉は26日、大阪市内で今日27日の4戦目(大阪・東和薬品RACTABドームサブアリーナ)の前日計量に臨んだ。契約ウエートを200グラム下回る56・3キロでクリア。3勝3敗(1KO)の三瓶(さんぺい)一樹(24=ワタナベ)戦へ「倒しにいく。(4回戦は)卒業です」。勝てば6回戦昇格となる。吉井会長はこれまで寿以輝を特別扱いしないように、ファイトマネーを4回戦の最低報酬6万円(手取り3万5000円)に固定していたが「6回戦になれば変わる」と大幅アップを予告した。