<ノア:熊本大会>◇16日◇熊本興南会館◇2400人

 13日の広島大会で亡くなった三沢光晴選手(享年46)の最後のタッグパートナーで、GHCヘビー級王者潮崎豪(27)が、タイトル奪取後初の地元凱旋(がいせん)試合を勝利で飾った。この日は、青木篤志と組み、小橋建太、伊藤旭彦組と対戦。師匠の小橋と強烈なチョップ合戦を繰り広げ、小橋の胸から血を流させるほどの大奮闘。最後は伊藤をゴーフラッシャーで仕留めた。指定席券が完売し、立ち見が出る大観衆の声援を受け、故郷に錦を飾った。「こういう時だからこそ、集まってくれたファンのみんなに自分の気持ちを見せたかった。でも、まだまだ行ける」と話した。