<ノア:東京大会>◇19日◇東京・後楽園ホール◇1700人

 12月6日の日本武道館大会でGHCタッグ王座に挑む小橋建太(42)、秋山準(40)組が、佐々木健介、森嶋猛の王者組と初の前哨戦に挑んだ。伊藤旭彦と組んで、宮原健斗を加えた王者タッグと対戦。小橋は佐々木と場外乱闘を繰り広げ、得意の逆水平チョップ15連発を繰り出すなど、気迫のこもった攻撃を披露した。試合は19分18秒、伊藤が佐々木に体固めで敗れたが、小橋は「まだまだ。(王者組は)強烈だったけど、まだまだ」と、試運転を強調した。

 この日はメーンでGHCヘビー級タイトルマッチの前哨戦も行われた。王者潮崎豪が斎藤彰俊と組み、挑戦者杉浦貴、バイソン・スミス組と対戦。潮崎はスミスに18分28秒、雪崩式バイソンテニエルからの片エビ固めで敗れ、頭を打ってフラフラになりながら控室に消えた。一方の杉浦も、潮崎のチョップを受けて胸板から出血。双方ともにダメージ大の一戦だった。