09年プロレス大賞表彰式が16日、都内で行われた。MVPを受賞した新日本・棚橋弘至は「会場に来るとき、車で上った等々力不動の坂道は、新日本入門テストで落ちたときに辛い気持ちで上った坂道。今日は夢のような気持ちで上った」と感慨深げに話した。

 殊勲賞のノア・杉浦貴は「09年は1月4日から始まった。(三沢、杉浦組-中邑、後藤組が)組まれてから、三沢さんや若手の2人ばかり注目するマスコミなどに対して、反骨心が沸いて、結果も印象も全部おれが持ってってやると。あれが1年を走り抜ける原動力になった」と振り返った。

 敢闘賞の新日本・真壁刀義は「当然だな。来年はIWGPのベルト取って、MVP狙うよ」と話した。