ノアのGHCヘビー級王者杉浦貴(39)が4日、都内の事務所で会見し、ウイルス性の急性胃腸炎にかかっっていたことを明かした。2月28日の防衛戦(対真壁刀義)後に体調不良を訴え、翌朝に病院で検査を受けた。酒好きの杉浦が不調に耐えきれず、2杯飲んだだけで店を後にしたほどの激痛だったという。現在は症状も安定しており、4日から練習を再開した。それでも、1日の一夜明け会見を欠席し、「キャンセルして申し訳ありませんでした」と平謝りしていた。

 次期防衛戦の相手は、ヘビー級リーグ戦「グローバルリーグ」(28日開幕)の優勝者が有力視されている。「(優勝という)肩書が付いたら、タイトルマッチをやった方が盛り上がる。でもおれが優勝しちゃったら盛り上がらないですね」。最後は病気のことも忘れて?

 自信満々だった。