<新日本:東京大会>◇5日◇後楽園ホール◇2000人

 IWGPジュニアヘビー級選手権試合は、王者丸藤正道(30=ノア)が金本浩二の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。必殺技の不知火をボディースラムで返されるなど、劣勢で試合は進んだが、25分すぎに金本が月面水爆に失敗すると形勢逆転。ミドルキックでのひざ攻撃に続き、最後は31分44秒、ポールシフトからの片エビ固めで破った。43歳のアラフォー挑戦者の驚異的なスタミナに、丸藤は「マジで最強の40歳。あんな40歳を目指して頑張る」と敗者をたたえた。