WBC世界ミニマム級4位黒木健孝(28=ヤマグチ土浦)が最終関門をクリアした。27日に有明コロシアムで挑戦を控え、26日に東京・後楽園ホールで調印式と計量に臨んだ。黒木は47・5キロ、王者オーレドン・シッサマーチャイ(24=タイ)は47・0キロと、ともにリミット47・6キロを下回ってクリアした。黒木は「自信は51%。かき回す自分のボクシングで勝ちます」と悲願への思いを話した。計量後も「オーレ丼でも食べますか」と、いつも通りリラックスしていた。王者は初の海外での試合にも「100%自信ある。必死に戦ってベルトを持って帰る」と話した。