<全日本:東京大会>◇10日◇後楽園ホール◇1800人

 世界タッグの前哨戦が行われ、ビッグ・ダディ・ブードゥ、ハース、TARU組が鈴木みのる、太陽ケア、曙組を破った。試合終盤には、220キロのブードゥと、200キロの曙との巨漢マッチアップが実現。ブードゥはコーナートップに上がった曙をたたき落とし、自分が命懸けのダイビングボディープレスで曙を圧殺した。全日本初参戦のハースも、WWE仕込みの関節技で存在をアピール。「デビュー戦は大成功だった!」と声を張り上げた。

 24日の神奈川大会(横浜文化体育館)では、ブードゥ、ハース組がケア、曙の王者組に挑む。一方、ブードゥに押しつぶされた曙は「あんなに大きな体が降ってきたら、たまったもんじゃない」と肩を落としていた。