24日に圧勝判定で5度目の防衛に成功したWBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃(帝拳)が25日、都内の帝拳ジムで一夜明け会見を行った。サングラス姿で登場した西岡は、対戦した同級1位レンドール・ムンロー(英国)を「予想通りタフで、頑張る選手でした」と、あらためて称賛。試合中に負傷した両拳については「腫れてはいるけど大丈夫と思います」と語り、「久々に12ラウンドやったので、体は心地いい痛さです」と笑った。

 年内は休養し、6度目の防衛戦は来年3月ごろに行う予定だ。今後の目標を聞かれた西岡は「常により強く、完ぺきを求めていきたい」と、慢心せずに、さらなる進化を目指すことを誓った。