<全日本:東京大会>◇3日◇後楽園ホール◇1900人

 大日本の関本大介(29)、岡林裕二(28)組が、全日本初参戦で強烈なインパクトを残した。浜亮太(31)、中之上靖文(24)組とタッグで対戦。ともに得意のパワーを前面に打ち出したプロレスで優位に立ち、205キロの浜をツープラトンのブレーンバスターで投げ飛ばした。最後は9分41秒、関本が中之上を原爆固めで撃破した。

 今後も全日本への参戦を希望し、征矢学、真田聖也が持つアジアタッグのベルト奪取を目標に掲げた。関本は「(大日本の)グレート小鹿社長の代名詞だったアジアタッグを狙いたい。全日本は豪傑がそろうトラの穴。穴に入らなければトラの子は持って帰れない」。昨年のプロレス大賞新人賞を獲得した岡林も「関本さんと組んでベルトを狙っていく」と宣言した。