WBC世界ミニマム級王者・井岡一翔(21=井岡)が22日、大阪市内の同ジムで初防衛戦に向けて始動した。40戦無敗の同級王者オーレからプロ7戦目の国内最速記録で世界タイトルを奪ってから11日。初防衛戦は6、7月になる見通しだが「スピードを落とさず、もっとパワーをつけたい。毎日向上心を持って、まだ低い完成度を上げていきます」と抱負を語った。折しも待望のベルトがこの日、手元に届いた。報道陣を前にサプライズでトレーナーの父一法氏(43)から手渡され「ビックリした。何でもっと早く言うてくれへんのかなあ」と子供のようにはしゃいでいた。