アントニオ猪木(68)が11日、都内ホテルで「東日本大震災復興イベント

 イノキゲノム~スーパースターズフェスティバル2011~」(8月27日、東京・両国国技館、日刊スポーツ新聞社ほか後援)の決勝戦調印式を開いた。

 対戦カードはジョシュ・バーネット対ジェロム・レバンナで、猪木立ち会いの下、2人が署名した。試合では2億円のベルトを争うが、バーネットは「俺がチャンピオンになるのが運命」、レバンナは「私とファンのパワーで倒す」とともに自信を見せた。

 主催の猪木は「戦後の日本はわが師匠・力道山に立ち上がる元気をもらった。日本のプロレスにはそういうスピリットがある。今度の試合でもリングから(被災地に)立ち上がるメッセージを送りたい」と、突き上げた拳に、いつにも増した気合を込めていた。