知人の女性の顔を殴るなどしたとして傷害罪に問われた日本ハム・ダルビッシュ有投手の実弟で格闘家のダルビッシュ翔被告(22)の初公判が19日、大阪地裁堺支部(古賀英武裁判官)であり、「平手で殴ったが、首を絞めたりはしていない」と一部否認した。

 検察側は冒頭陳述で、「女性が別の男性を家に呼ぼうとしたことなどに腹を立てた」と指摘。弁護側は、暴行の内容や傷害の程度を争う方針。

 起訴状によると、1月下旬、大阪府河内長野市の女性宅で、女性の顔を平手で殴り、馬乗りになって首を絞めるなどして、頭部打撲など13日間の傷害を負わせた、としている。