WBC世界スーパーバンタム級名誉王者西岡利晃(36=帝拳)が13日、都内で引退を表明した。「大満足のボクシング人生でした」と会見では涙はなく、笑顔で振り返った。

 高校3年の94年にプロデビュー。日本王座獲得後、4度の世界挑戦に失敗。その間にアキレスけん断裂もあきらめない。08年9月、32歳で世界の頂点に立つ。09年5月には敵地メキシコで元世界王者ジョニー・ゴンサレスをKO。昨年10月には米ラスベガスで元2階級制覇王者を撃破。今年10月は敗れたものの、世界4階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)とのスーパーファイトを実現した。

 来年から第2の人生として関西でジムを開き、後進の育成に励む。「4回戦ボクサーでも、すべてをボクシングに懸けて、感動を呼ぶ選手をつくりたい」と話した。