12日に後楽園ホールで開幕するノアのグローバルタッグリーグ戦を前に11日、主な出場者が都内のノア事務所で会見した。

 会見の冒頭、GHCタッグ王者の森嶋猛とマイバッハ谷口組が叫び声を上げながら会場に姿を見せ、すぐに出ていった。これに杉浦貴が激怒。「会見をボイコットするなんて許せない。すぐに呼んでこい」とスタッフに命じたが、2人は戻って来なかった。大会への抱負を聞かれた後、杉浦は「(森嶋らは)チャンピオンとしての自覚もプライドもない。会社の会見をキャンセルするなんて、この場を借りてボクが謝罪します。大変失礼しました」と深々と頭を下げた。

 昨年優勝の高山善廣、KENTA組の高山は「また優勝させていただいて、ベルトを取りたい」と抱負を語った。KENTAは「いいリーグ戦にしたい。最初からヤマ場となる試合が組まれているので、勝って波に乗って優勝したい」と話した。27日の札幌大会で優勝チームが決まる。