<新日本:G1クライマックス24>◇21日◇北海道立総合体育センター

 柴田勝頼(34)と中邑真輔(34)の10年ぶりのシングル対決は、04年に続いて柴田が勝利した。

 序盤戦から、エルボー、キックの応酬。柴田が顔面にドロップキックを放てば、中邑もボマイェを顔面にお返し。最後は、柴田が垂直に抱え上げた中邑を頭からヒザの上に落とし、勝負を決めた。

 試合後、勝った柴田は「10年ぶり?

 それがどうした。これからもビシビシ行くから」。中邑は「新日本のリングはプロレスのリング。これからも続いていくから」と、あえて互いのことに触れることはなかった。