新日本は10日、都内の事務所で会見し、来年1月4日に開催する東京ドーム大会の追加カードを発表した。

 IWGPインターコンチネンタル選手権は、王者中邑真輔に飯伏幸太が挑戦。IWGPジュニアヘビー級選手権は、王者田口隆祐にケニー・オメガが挑む。また、石井智宏が保持するNEVER無差別級王座には、真壁刀義が挑戦する。

 8日の大阪大会で初防衛を果たした中邑は「インターコンチのベルトは最も自由なベルト。東京ドームでは何も考えず自由な気持ちで戦ってほしい。そうすれば自分が望むやばい試合になる」と独特の言い回しで飯伏を激励。飯伏も「中邑さんが言った自由な戦いがしたい」と応じた。

 バレットクラブ入りし、コスチュームを黒に変えたオメガは「田口はハッピーだと思う。倒される相手がこのオメガだから」と王者を挑発。田口は「オメガが黒いコスチュームを着たからといって、人間1日や2日で変わらない。黒くなりきらないうちに、しっかりたたきのめしたい」。

 NEVERベルトに挑戦する真壁は「IWGP、インターコンチ、NEVERと3つあるうちで、オレが感情を揺さぶられて引きずり下ろしたいと思ったのが石井」と挑戦の理由を明かした。受けて立つ石井は「警戒することはない。最近の真壁はおとなしいイメージしかない。寝てるキングコングを起こしてやる」と余裕の表情で応じた。