13日の試合で亡くなった三沢光晴さん(享年46)がプロデュースし、今年4月にオープンした神奈川県内のイタリア料理店「カフェテラス&レストラン空Qoo」に、三沢さんのメモリアルルームができる。27日、同店オーナー(氏名非公表)が「ファンの皆さんが生前のビデオを見ながら、食事ができる場所をつくりたい」と話した。7月にも完成する。

 メモリアルルームは店内の8畳ほどで、三沢さんの写真を掲示し、すでに設置されている32インチの2台のテレビ画面で試合の映像などを流す。三沢さんの思い出とともに食事をする部屋になるという。同オーナーは「メモリアルルームはずっと続けます」と話し、無期限で継続する。

 同オーナーによると、三沢さんは同店の外観、店内のキッズルーム、ウッドデッキを考案。今後の飲食店経営にも意欲的で、2人で都内の代官山周辺にステーキ店出店を計画中だったという。同オーナーは「ステーキ三沢とか、できれば三沢の名前を残して、11月にオープンさせたい」と、遺志を引き継ぐという。