WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(32=ワタナベ)がWBA(世界ボクシング協会)の11年度KO賞を受賞することが11日、分かった。今月29日、WBA本部のあるパナマ・パナマ市で表彰式が行われ、内山本人も出席する。

 昨年は1月の3度目の防衛戦で同級9位三浦隆司に8回TKO勝利、大みそかには暫定王者ホルヘ・ソリス(メキシコ)に11回TKO勝利でV4&王座統一に成功した。10年1月の王座奪取から世界戦5連続KO勝利。豪快なKO劇が、WBAから評価された。WBA関係者は「日本人のKO賞受賞は珍しい。初めてではないか」と話す。「KOダイナマイト」の異名を持つ内山が世界から認められた。