<UFC

 JAPAN>◇26日◇さいたまスーパーアリーナ◇ウエルター級5分3回戦

 秋山成勲(36=A-TeAm)が、UFC解雇の危機に立たされた。ミドル級からウエルター級に転向した初戦で、元ストライクフォース世界ミドル級王者ジェイク・シールズ(33=米国)と激突。「まずディフェンスを集中しながら弱点を見つけて攻めよう」(秋山)としたが、逆に本来の打撃が影を潜めた。柔道技を繰り出す場面もあったが、敵を崩し切れずに終了間際、テークダウンも奪われて判定負けした。

 09年7月のUFCデビュー戦で判定勝ちしたが、その後、3連敗を喫したことで階級転向を決断した。「今回が最後」との覚悟で臨んだ凱旋(がいせん)試合での敗退で、ついに4連敗。秋山は「できればやりたいけど…ゆっくり考えます」と現役続行に未練を残していることを明かしたが、UFCの環境は決して甘くなかった。

 2連敗で解雇されるほど弱肉強食のオクタゴン(金網)だけに、デイナ・ホワイト社長も「秋山のファイトスタイルは大好きだが、今後の展開を見よう。ロレンゾ(UFC会長)とも話をして考える」と最後まで慎重な姿勢を崩さなかった。UFC解雇で主戦場を失えば、秋山にとって険しい道となりそうだ。