<IGF:第1回国際総合格闘技>◇10日◇中国・上海国際体操中心◇5588人

 中国初の有料プロレス興行となるIGFの「第1回国際総合格闘技(KF-1)」が10日、上海国際体操中心に5588人を集め行われた。試合前に「炎のファイター」が流れる中、アントニオ猪木会長(69)が登場。「元気ですかーっ!」と開幕を宣言した。第1試合ではエリック・ハマー(32)が5分16秒、鈴川に腕ひしぎ逆十字固めで勝利。メーンのIGF選手権では王者ジェロム・レバンナ(39)が挑戦者アレキサンダー・コズロフ(43)を4分19秒片エビ固めで破り5度目の防衛に成功した。レバンナは14日の大阪大会で藤田和之(41)の挑戦を受ける。猪木会長は「こんな非常識で短期間の準備の興行が、よく成功に終わった。選手たちが夢を持ってくれたことが最高」と話した。