今日31日、大田区総合体育館で開催される3大世界戦(日刊スポーツ後援)の調印式と計量が30日、都内で行われた。

 WBC世界スーパーフライ級王者佐藤洋太(28=協栄)は計量後、故郷岩手の小岩井ぶどうジュースを飲んで決戦への気持ちを高めた。世界戦の計量後は毎回同じ“儀式”を続けている。「郷土愛はオレが今勝ち続ける理由の1つ」と出身地・岩手県への思いを語った。試合当日は、高校の先輩が経営するボクシングクラブから約30人が応援に来るという。1月3日には帰省も決まっている。「内山さんや河野さんには悪いが、佐藤-赤穂の試合が一番面白いと思う。いい試合がしたい」と、赤穂戦へ気持ちを高めていた。