<プロボクシング:スーパーフライ級10回戦>◇6日◇東京・後楽園ホール

 元WBC世界フライ級王者で同スーパーフライ級7位の五十嵐俊幸(30=帝拳)が6日、ノンタイトル10回戦で、レンレン・テソリオ(フィリピン)を9回負傷判定で下し、約1年ぶりの復帰戦を飾った。昨年4月、保持していた世界王座を八重樫に奪われた。9月の再起戦に勝利も、年末に長年の酷使により左肩が悲鳴を上げた。手術を乗り越え、今年4月に練習を再開。新たな1歩を踏み出し、「スーパーフライ級で、2階級制覇を目指していきます」と力強く宣言した。