<新日本:仙台大会>◇14日◇仙台サンプラザホール

 天山広吉(43)がNWA世界ヘビー級王座に挑戦し、10年ぶりにシングルのベルトを巻いた。

 王者コンウェイに挑戦した試合は、相手セコンドの妨害などで大苦戦。しかし、ベテランらしく、相手の大技を使って流れをつかむと、ムーンサルトプレスで勝負を決めた。05年7月のIWGPヘビー級王座以来のシングル王座戴冠に「やったよ、おい。レスラー生活24年、久しぶりのベルト。夢のよう」と興奮。テンコジの相方小島から、いきなり挑戦表明されると「コジには悪いけど、勝ってこのベルトを守って、海外で戦いたい」と負けん気をのぞかせていた。