2度目の6連覇と34度目の優勝が懸かる横綱白鵬は前頭3枚目碧山を上手出し投げで下し、9連勝を飾った。

 横綱日馬富士は前頭5枚目豊ノ島を押し込みながら、土俵際で逆転の送り出しを食らって連敗を喫し3敗となった。豊ノ島は4個目の金星を挙げた。

 大関稀勢の里は前頭4枚目豪風を立ち合いから一気に押し出して6勝目を挙げた。豪栄道は琴奨菊との大関対決を突き落としで制した。ともに6勝となった。

 新関脇照ノ富士は小結妙義龍をがっぷり四つから寄り切って勝ち越し、1敗を守った。やはり1敗で追っている前頭6枚目安美錦も同9枚目常幸龍をはたき込んで勝ち越しを決めた。

 前頭筆頭の逸ノ城は同6枚目魁聖を寄り切って5勝目を挙げ、白星を先行させた。

 9日目を終わって勝ちっ放しは白鵬1人だけとなり、1敗で照ノ富士、安美錦の2人が追っている。