大相撲の幕内人気力士、勢(28=伊勢ノ海)が、痛めていた左肩の周囲にたまっていた水と血の塊を摘出する処置を今月初めに名古屋市内で受けていたことが8日、分かった。

 麻酔を打った後に太めの注射で約2時間かけて行われ無事に終了。現在も同市内でリハビリ中の勢は「そんなに大げさなことじゃないので大丈夫です。秋場所は出ます」と話した。名古屋場所前には左太もものリンパ節に雑菌が入り歩行困難な状態だったこともあり、2勝13敗と大負け。夏巡業は左肩痛もあり休場している。