横綱白鵬(30=宮城野)が15日、山形・天童で開催された大相撲夏巡業の「天童王将場所」の取組を回避した。

 右足親指付け根に、前日朝から原因不明の痛みを訴え、前日は稽古を回避。この日は横綱土俵入りこそ務めたが、稽古と取組は回避した。

 午後に、次の巡業地の仙台市に向かい、仙台市内の病院で検査する。「こんなの初めて。ここにばい菌は入らないような気もする。そこで痛むのは信じ難い。しぼっても、うみは出ないし」と本人も困惑顔。検査の結果次第で、帰京しての巡業休養も視野に入れる。