日本相撲協会は11日、大相撲秋場所(13日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。

 自らの記録を更新する、史上最多36度目の優勝を狙う横綱白鵬(30=宮城野)は初日に小結隠岐の海(30=八角)、2日目に西前頭筆頭・嘉風(33=尾車)の挑戦を受ける。

 昨年春場所以来2度目、横綱昇進後としては初の優勝を目指す鶴竜(30=井筒)は初日に小結栃ノ心(27=春日野)、2日目に東前頭筆頭の碧山(29=春日野)と対戦する。十両以上の休場者は横綱日馬富士(31=伊勢ケ浜)だけになった。

 大関2場所目の照ノ富士(23=伊勢ケ浜)は初日に碧山、2日目に隠岐の海と対戦。他の大関陣は、稀勢の里(29=田子ノ浦)が嘉風と栃ノ心、豪栄道は東前頭2枚目・大砂嵐(23=大嶽)と西前頭3枚目・高安(25=田子ノ浦)、琴奨菊(31=佐渡ケ嶽)は西前頭2枚目・佐田の富士(30=境川)と大砂嵐と対戦する。

 先場所、10勝した2場所連続関脇の栃煌山(28=春日野)は東前頭3枚目・佐田の海(28)と佐田の富士の境川勢とぶつかる。人気力士の東前頭7枚目・遠藤(24=追手風)は初日に西前頭7枚目の阿夢露(32=阿武松)、2日目に西前頭8枚目・豊ノ島(32=時津風)と対戦する。